鐘楼堂修繕の状況

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 昨年の台風21号により、被害を受けた鐘楼堂の修繕が進んでいます。
 頂妙寺の梵鐘は延寶五年(一六七七)五月二十八日、第十四世蓮性院日相上人の代に、曽谷家を功徳主として、鋳造されたと刻字されています。 また「治工 名越氏 昌乗齊乗味」と刻字されており、京都名越家の釜師、三代目昌乗の作と推測されます。
 台風直後、写真右上のように、多くの瓦がはがれ、土がむき出しになっていました。
 現在は、写真右下のように、足場が組まれ、雨を防ぐためブルーシートがかけられています。
 足場内部は、写真左上のように、瓦が下ろされ、土を取り除き、野地板もはがした状況です。また痛んでいた桔木(はねぎ)を、一本交換しています。
 今後、瓦を葺いていくことになりますが、此度の台風被害に対し多くの志納金を頂戴しています。写真左下のように、志納金を頂戴した方々を、瓦に墨書していきます。
 今後も、本堂大屋根、南門などの修繕が予定されています。修繕の状況を、このホームページで報告させて頂きます。
 

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