合 掌
今年の金沢はあまり雪が降らず、物足りなさを感じる中でもラクチンな冬を過ごさせてもらっております。またしても今年の寒中修行は「暖」修行となったのでした。
毎年、恒例の寒中修行、「団扇太鼓」を叩き、「南無妙法蓮華経」とお唱えしながら24日16時〜「寺町地区」26日17時〜「卯辰地区」28日12時〜「旧三谷地区」と三日間「逆縁下種の毒鼓の縁」とは
「とてもかくても法華経を強ひて説き聞かすべし。信ぜん人は仏になるべし、謗ぜん者は毒鼓の縁となって仏になるべきなり」『法華初心成仏抄』
と大聖人はおっしゃっておられます、つまり、たとえ相手が嫌がろうとも真心を込め、誠意をもって説き聞かせることが大切。13名からなる若い僧侶の大声での読経、練り歩きながらのお題目の大きな声、これを聞いた人達皆のココロに仏様に成る種が植え付けられ仏様に成れる道が開いていく。ですので、私たちは声枯れるまで(できれば、雪の積もった風雪の中を)歩き声を出すのです。
来年も同じ頃に行脚致します。お近くの方はどうぞ、若い僧侶の姿を拜されて下さい。
南無妙法蓮華経
※ちなみに画像データは「円光寺」での読経の姿、人数分けて執り行いましたので4名での寒中修行です。