合掌、寒い中皆様体調くずされておられませんでしょうか。
この度、例年通り石川一(金沢)日青会寒中修行が無事お勤めすることができました。
24日(日)は三谷地区(石川県富山県の県境)を12時より4時間半余り団扇太鼓を叩き唱題行脚、今期最大の寒波がおとずれ雪は降らねども極寒風の吹く中素手を紫色にして11名で各寺院、各家の繁栄、身体健全、世界平和を祈念し、26日(火)は高尾地区・寺町地区を10名で寒風の吹く中3時間半余り、団扇太鼓を叩き唱題行脚。そして、昨日はここ円光寺が建立されております卯辰地区を9名で団扇太鼓を叩き唱題行脚。今年から一時間早めに歩き始め近年まわっていない地区も団扇太鼓を叩き唱題行脚させてもらい日蓮宗おろか仏教界全体が盛り上がるようにお勤めさせていただいたわけであります。ここ近年、金沢市は観光客は多けれども地元民の過疎化、独居高齢者、信仰心離れと「角付け(玄関の外での読経祈念)」にも傍観者はいても「お経お願いします」というお言葉は中々聞けない。家々から出てこられる方々は信仰心をお持ちで丁寧に礼儀もご存知。「団扇太鼓を叩き唱題行脚」というゲリラ的な布教活動にもご理解を頂いてるように感じられました。意外に皆さん、僧侶が動くのを今か今かとお待ちなのかも?
寒中修行とは「大寒」1月20日ですが1日だけでは回り切れず3日の期間を設けさせてもらい寒風が吹く中、日夜問わず団扇太鼓を叩き声が枯れるまで大声を張り上げ唱題行脚をし各家各々の家内安全、身体健全等、世界平和をご祈念申し上げる3日間。
とにかく、この冬のイベントは持続継続しモチベーションを高め「バテた」なんて言わずもっと行脚すべきなのでしょう。例え、誰も出てこなくても。各家を守っておられる諸天善神が私たちの行動をちゃんと見守っておられますので。
南無妙法蓮華経
(写真は寺町立像寺での一コマ)