9月2日午後6時30分より、第3回「落語でブッダin卯辰」が開催されました。今回は露の団姫さんの師匠である露の団四郎師匠がゲストなので、十八番の怪談噺を披露していただき、「夏の夜 お寺で怪談噺」と銘打っての開催です。8月の猛暑続きのあと、石川県は豪雨に見舞われましたが、2日は一転して好天に恵まれました。猛暑の中ポスティングしたチラシは4,600枚。その割に反応が全くなく心配しましたが、当日は60名の方々にお集まりいただけました。
口火を切ったのは月亭遊真さんの「犬の目」。昨年の月亭天使さんの演目とかぶってしまい、やや残念。続いて、露の団姫さんの「お血脈」、露の団四郎師匠の「押し売り」。中入り後、照明をほとんど落とした薄暗い本堂でいよいよ師匠の怪談噺が始まりました。演目は「雨夜の傘」。噺の途中で照明が完全に落ち真っ暗。ロウソクの炎が揺らぐ中、火の玉が現れ、高座を降りた師匠が幽霊となってお客さんの前を通ります。悲鳴こそ聞こえませんでしたが、おしっこをちびった人がいたに違いありません。(笑)
ご来場いただいた皆さんには十分満足していただけたものと思っております。来年は9月28日(土)の開催となります。お近くの方は是非おいでください。お待ちしております。 合掌