第10回「音のちから 心のしらべ」報告

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6月5日に行いました「音のちから 心のしらべ」は今年で10回目、10年目を迎えました。
10回目にして初めての雨。この天候で皆様来て頂けるのだろうかと心配しておりましたが、本堂に入りきらないほどの方々が足を運んで下さいました。
 
午後には雨も止み、縁日開始の頃には日が差して、午前中の雨が嘘のような快晴に。
例年のこの時期は気温が高くなり、本堂内が暑くなるのですが、雨のおかげでさほど暑くならず、中は程良い室温。外は晴れて程良い気温となり、ありがたいことに過ごしやすい一日となりました。仏様達に護られているんだなぁと感じました。
 
初めに祈りの法要では東日本大震災と熊本地震における慰霊と復興の為に皆で祈り、続いて佐藤幸恵 with SAMPATTIによるインド古典舞踊、あぱっち宮原による民族楽器演奏、せたが家左判九の落語、ホーリースモーキーによるハング、ガンクの演奏、子供達のカホン、大表史明とその仲間たちのジャンベ、最後は皆でコラボ演奏を行い縁日へと移って参りました。
出演者の縁があり、お手伝いして下さった方の縁があり、観に聴きに来て下さった方の縁があり、仏様達の縁があり・・・有り難くそしてそれらの縁に感謝致します。
 
縁が円となり輪となって、その輪が和となり、皆が和(なご)み和(やわ)らぐことで倖せに。自分だけの幸せでなく、相手が、他の人が幸せになることが本当の倖せです。だからこの倖せには人が支えあう「にんべん」がついているのです。人は一人では生きていくことができません。常に誰かが支えて下さっている。そのことを常に思慮し、皆が倖せになること。倖せになり皆が笑顔になることを、これからも音の不思議なちからを多くの人に感じて頂きますことを願い「音のちから 心のしらべ」を続けて参ります。
 
縁日では多くの義援金を頂きましたましたこと心より感謝申し上げます。皆様からお預かりした義援金は東日本大震災に支援しております神戸大学ボランティアバスプロジェクトと熊本地震に被災された方々を支援する義援金として日本赤十字社へ等分に分けてそれぞれに寄付させて頂きました。
 

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