11月16日(月)、17日(火)と岐阜にて第28回 勧学院「中部教区教学研修会」が開催され、出席して勉強して参りました。1日目は勧学院長 上田本昌上人による「宗義大綱 1、宗義の体系」と題した講義をしていただき、日蓮聖人が法華経を信解体得(仏様の教えを信じ、理解したこと)されるにあたり、明らかにするための基盤とされた五綱(教・機・時・国・序)等を日常での出来事をふまえ、解説して頂きました。
2日目は勧学職 中尾尭文上人による講義を「日蓮宗の本尊勧請」と題し、臨滅度時曼荼羅本尊にみる信仰の姿、木絵像本尊の姿、本堂内陣の変貌、法華経信仰の方向では日蓮聖人の法華経信仰の再確認等、最後に日蓮聖人がどのように、またどのような順序で御曼荼羅をお書きになられたのかを解説して下さいました。
“教”とは、南無妙法蓮華経。
“機”とは教が与えられる対象。今の時代の私達。
“時”とは法華経を弘めなければならない今の時代。
“国”とは日本国を始めとする全世界。
“序”とは教・機・時・国の内容と順序を知り、実践する仏教者。