元旦祝祷会 開催しました

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「花は開きて果(このみ)となり、月は出でて必ずみち、燈は油をさせば光を増し、草木は雨ふればさかう。人は善根(ぜんこん)をなせば必ずさかう。」
 今年の元旦祝祷会では、日蓮宗から発行されているパンフレット「平成二十五年、新春を迎えて」に掲載されている『上野殿御返事』を参詣された檀信徒の皆さんと一緒に読ませて頂きました。
 また住職法話に先立ち、このパンフレットの内側にある「一月一日」の歌を檀信徒の皆さんで歌わせて頂きました。新年から何となくほのぼのとした暖かい雰囲気になりました。
 その場では気づきませんでしたが、パンフレットにはその言葉や歌の意味についての解説が、「善い行いを積めば幸せになれる。この善根を積む事が大切である」「善い行いを積み重ね新年から幸福が訪れるようにしたいものですね」と書かれていました。
 毎日、少しの時間で良いからお仏壇に向かって手を合わせるとか、お経を唱えるとか、部屋の掃除をするとか、きちんとあいさつをする…など小さな善行を積み重ねて今年一年を充実した良い年にしたいと思いました。
 佐口上人からは「一年の計は元旦にあり」という御題で法話をして頂きました。その法話の中で特に『柔和忍辱の衣』という言葉が印象に残りました。私達が生活する上で「柔和な、即ち慈悲にあふれた優しい心」と「困難に耐え忍ぶ強い心」この二つの心がとても大切であると…。
 平成二十五年癸巳年はまさにお釈迦様がお説きになられた『柔和忍辱の衣』の年であり、南無妙法蓮華経を唱え家族の平和・日本の平和を祈りましょうと…。
 何もしなくても時間は過ぎていきますが、同じ過ごすなら例えば「南無妙法蓮華経」と唱えて先祖供養をする。ほんの少しで良いから自分が出来る精一杯の努力をして生きる。後でふり返って、「あっ、あのときこうすれば良かった。」と後悔する事のないよう(なかなか出来ませんが)生活が出来ればなぁと思いました。
 今年の元旦祝祷会は例年にも増して多くの方に参詣して頂き、ただでさえ狭い本堂が余計に狭く感じられ檀信徒の皆様には迷惑をお掛けしました。その分役員は皆さんの熱気で多少寒さが和らいだのでは…とプラスに解釈しております。
 また、「みんなで大太鼓をたたいてみませんか?」という呼びかけに応じて大太鼓をたたいて下さる方がいらっしゃいました。ありがとうございました。今後も大太鼓をたたく事であったり、お万燈作りであったりと「みんなで一つの事を」のスローガンのもと進んでいきたいと思います。質問やご意見・ご感想などお伝え頂ければ幸いです。
なお、寺院公式ページに写真入りの開催報告を公開しております。こちらをクリックするとご覧頂けます。
PDF形式の開催報告は、こちらをクリックするとご覧頂けます。

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