皆さんは仏様にお願いをする時、どのようにされますか?龍正寺に参拝される方は、合掌をしてお題目を唱えられる方が多いと思います。
3月3日に開催した今回の大祭は、年間預かり祈願等があり1年間の大祭のうちでも特に願い事が多かったようです。身体健全であったり商売繁盛、志望校合格等いろいろなお願いがありました。
そんな今回の大祭に関連して、住職法話は「願い叶う・叶える」でした。合掌をすることでアンテナの役割を果たす。仏様の力を、より受け入れやすくする。といった佐口上人の説明に「なるほど、ちゃんと意味があるのだなぁ」と感心して聞いていました。
また、佐口上人は「私には皆さんがお参りをしている姿を見ることはできません。例え居眠りをしていてもわかりません。でも仏様はちゃんと見ておられます。」とも言われました。
仏様は私たちの精進に担うお慈悲を必ず与えてくださいます。
そしてこの言葉を聞いて時々居眠りをしてしまう自分を反省しました。
皆さんは、予めこんな佐口上人の言葉を予想していたわけでもないでしょうが、法要中はしっかりと読経されていました。特に、今回ご縁あって横浜より来られた神戸上人の大きな声に影響をされたのかいつにも増して大きな声のお経が本堂中に響き渡っていました。
佐口上人の法話の後、神戸上人の自己紹介がありました。今回縁あってこの龍正寺の大祭に来ていただきましたが、聞けば聞くほど岐阜との不思議なご縁を感じずにはいられませんでした。
護持会・檀信徒総会では役員より、4月14日(日)に行われる妙照寺さんの落慶法要へ献花を行うことや大祭・例祭の準備のお手伝いのお願い等がありました。
なかなか時間がなくてお寺のお手伝いはちょっと…と思う方、ほんの1分でよいので始めてみませんか?「お寺のお手伝い」と言っていますが、実はやったらやった分だけ自分に還元されると私は思っています。現在私はホームページや大祭の開催報告などパソコンを使った仕事をさせていただいています。今でこそホームページは時々佐口上人から法話の時にお話しして頂けるものになりましたが、最初の頃はとても他の人に「見てください」と胸を張って言えるものではありませんでした。そして、それよりも更に昔。龍正寺に来て佐口上人と出会った頃の私を知っている人は「こいつ。まともに仕事できるんかいな?」と思っていたことでしょう。それほど私の状態はよくありませんでした。しかし、佐口上人から「これ頼むよ」とパソコン関係の仕事を任せていただいた時から少しずつ良い状態に変わってきたのだと思います。
願いを「叶えて頂く」ためには、まず、自分が一生懸命にならないといけないなぁ。と改めて思いました。
絵馬に書いた自分の願いが叶うように、頑張っていきたいと思います。
※先月お知らせした、妙照寺さんの落慶法要の日程です。
4月14日(日)午前9時から受け付け開始、9時30分から法要が始まります。なお、駐車場がありませんので参加される方はお気を付けください。
※PDF形式の開催報告も公開しております。こちらをクリックするとご覧頂けます。