演劇「富士川物語」のご案内

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開催日:2019年09月14日

合掌
まず、お知らせが遅くなり申し訳ございません。

秋の彼岸を前に、戦没者慰霊・世界平和祈念法要と戦時中この南部町で実際にあった話の舞台を寺の座敷で上演します。

演劇「富士川物語」
脚本・演出  水木亮
原作「孫春任のこと」渡辺修孝
 
この演劇は2014年の山梨県民文化祭エッセイ部門で県民文化祭賞になった渡辺修孝氏(97歳)の「孫春任のこと」を戯曲化した作品である。昭和16年4月、渡辺(昇)氏は栄村国民学校に新採用の教員として赴任する。このとき栄村には朝鮮人の家族が大勢いた。日本は太平洋戦争準備のために、戦闘機の材料となるアルミニウムが必要だった。アルミニウム製造には大量の電力を必要とし各地で発電所の建設がすすめられていた。富士川の取水を通す大トンネル工事が始まり、そこに多くの朝鮮の人が動員された。その家族の子供に6年生の女の子孫春任がいた。彼女は貧しく厳しい生活に耐え、昇にとって思い出深い少女だったが、昇が中国戦線に召集されると、それ以来孫春任との連絡も途絶えていた。戦後復員して再び教壇に戻った昇は、時々彼女達のことを思い出す。そしてある日孫春任からの40年ぶりの手紙を受け取り、彼女と再会することになる。

9/14(土)
14時      戦没者慰霊・世界平和祈念法要
14時半   開場​
15時      開演

入場無料

定員約100名

連絡は内船寺まで
0556-64-2219

皆様のご来場お待ちしております。

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