【仏教用語解説】第12回「方便」

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【仏教用語解説】のコーナーでは、
様々な仏教用語を解説していきます。
 
第12回目は
「方便(ほうべん)」
です。

「方便」とは、人々を正しい方向へ
導くためのすぐれた方法であり、
巧みな手段です。

「嘘も方便」という言葉があるように、
真実とは反対の意味をなす概念です。

しかしこれは、「人をだます」ということではありません。
あくまで真実を明かすまでの
「仮の」手段なのです。

法華経の「方便品」では、
今まで信じられていた教えが
実は「方便」だったということが明かされます。

ですから、「方便」というのは、
法華経を読む上で
とても重要な意味を持つ言葉なのです。

それではまた(^^)/

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第4回「清澄寺」
第5回「目連」
第6回「菩薩」
第7回「摩訶迦葉」
第8回「須菩提」
第9回「日朗上人」
第10回「祇園精舎」
第11回「阿難」

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