【お寺でわたしも考えた】では
日々何となく思ったことを
つらつら書いていきます。
第2回目は、「組織」です。
人間がいっぱいいた頃、
お金がいっぱいあった頃、
そんな
「あの頃はよかった」というような
時代に作られたものが
次々とほころび始めている気がします。
単なる「モノ」なら捨てるなり、
修理して使い続けるなりすればよいですが
「組織」となるとちょっと難しいよな
と思います。
「組織」は「モノ」じゃないからです。
「組織」の中には「ヒト」がいます。
その「ヒト」の中には、
「あの頃はよかったと思って生きているヒト」と
「この先どうしようと思って生きているヒト」が
同居してたりします。
「この先どうしようと思って生きているヒト」は
何か変わっていかなきゃ生き残れない!
という危機感を持っていますが
「あの頃はよかったと思って生きているヒト」は
まだ「あの頃」の中に生きているので
やり方をうまく変えられません。
そんな「組織」捨てちゃって
あたらしい「組織」を作ればいいじゃない、
と考えることもできますが
中身は腐っていても
その器が良い物だったら、
まるごと捨てちゃもったいないです。
モタモタしているうちに
いつの間にかベルトコンベアーに乗せられて、
中身もろとも焼却炉に落っことされてしまうんじゃないかな。
そんなのやだな、と思う今日この頃です。
それではまた(^^)/
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前の話→第1回「質問」