立正安国・お題目結縁運動 いのちに合掌

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静かなる蓮の寺

妙親山 白蓮寺

【Myoshinzan Byakurenji】

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秋の彼岸法要が行われました

 本日は白蓮寺に於いて秋季彼岸会法要が行われました。午前中はものすごい雷雨で天候を心配しましたが、法要の始まる午後2時前にはすっかり晴れ、大勢の方が参拝して下さいました。写真の栗は、ご家族で参加された方の中で、小さなお子さんが拾ってきてくれた心のこもった愛らしいお供え物です。ご都合でご参加できない檀信徒の方もいらっしゃいましたので、法要での法話を下に紹介させていただきます。

 檀信徒の皆様には白蓮寺通信という季刊誌を発送させていただいておりますが、その中で「レブランド ササキ アメリカ伝道紀行」という欄を設け掲載させていただいております。この欄は私が25才から30才までの5年間、日蓮宗から海外布教に任命されアメリカに渡り仏教の伝道、日蓮宗の教えをアメリカで布教をしてきた体験記を紹介させていただいております。今日はアメリカで布教をしていたこの時期に体験した不思議な話を紹介させていただきたいと思います。

 この話は、渡米してから2ヶ月ぐらい経った時に起こった出来事です。海外に派遣されると先ず6ヶ月の研修期間があります。この研修期間に語学をみっちりと勉強し、同時に住職のお手伝いをしながらアメリカでの布教を学びます。やはり、派遣された国の言葉が話せなければ布教は出来ませんので、私の場合は派遣されたオレゴン州ポートランド市内にあるポートランド大学のESLクラスで英語を学びました。このESLは英会話学校と違いまして、これから大学に入学して勉強する学生が対象ですので、レベルも高く朝一限目から午後2時3時まで授業があり、かなりの量の宿題もだされます。

 このESLの英語クラスだけでも結構大変なのですが、私の場合、本業は学生ではなく坊さんですので、お寺に戻れば坊さんの仕事があります。朝は住職と一緒にお勤めをして、お寺の掃除、庭の芝刈り、法事やお葬式、毎週の日曜礼拝もあります。また、毎月発送する会報の作成などの事務仕事もあります。

 ですから研修期間はお寺の仕事とESLの宿題を終わらすと大体深夜遅くになってしまいます。その日もお寺の事務仕事と英語の宿題が終わったのが深夜2時ぐらいでした。次の朝はまた早くからお勤めがあるので、2,3時間しか睡眠時間がとれないので、寝室にはいかず事務所の床の上で寝てしまいました。寝てからしばらくたつとドン、ドン、ドンという音が自分のまわりでしていることに気づき、目を覚ますと金縛りになっていました。そしてその音が何の音かと思えば、仰向けで寝ている自分のまわりを誰かが、ドン、ドン、ドン、と足音をならしながらグルグル回っているのです。電気が消えている暗がりの部屋の中、目を凝らしてよく見てみると、頭に白っぽい羽根をつけた所謂インディアンらしき男が私の周りを何かの儀式でもしているかのように何度も何度も回っているのです。動けない私はその様子を暫く見ておりましたが、金縛りが解けると同時にその姿も消えました。

 次の朝も早くからお勤めをして学校にでなければならなかったので、夜起きた出来事をあまり深く考える時間もなく、疲れているから変な夢でもみたのだと思っていました。その日も大学での勉強が終わり、お寺に戻ってからのお寺の仕事と宿題で深夜遅くまでかかりました。また、大した時間は眠れないのので、その日はソファーで寝てしまいました。暫くして目が覚めると、また金縛りになっておりました。今度はどうやら電気を着けっぱなしで寝てしまったようで、辺りが良く見えます。すると自分の顔の横に人の気配を感じ、目をやるとそこには、顔に綺麗にペイントをし、白い鳥の羽をつけたインディアンが私の顔を黙ってみているのです。不思議と恐怖感はなく、初めて近くでみるインディアンの顔を私は見ていました。そこで気づいたのが、その立派な容姿をしたインディアンの目がとても悲しい目をしていたのです。しばらくすると金縛りが解け、インディアンの姿は消えました。2日連続で私の枕元にインディアンが現れて私はやっと気づいたのです。お寺のあるオレゴン州はアメリカ西海岸にあり、アメリカの原住民である彼らはヨーロッパから来た白人に迫害され、中には酷い殺され方をされ南へ追われた歴史があるところです。
きっと私のところへ出てきた立派な容姿のインディアンの男性は部族のリーダーだったのか分かりませんが、家族や部族を守ることが出来きずに無念の死を遂げたのだと感じました。それであんなに悲しい目をしていたのではないかと直感したのです。

 その朝は彼の霊を慰める為に、一生懸命にお経をあげ、南無妙法蓮華経と何回も唱え懇ろに供養をいたしました。すると次の夜からあのインディアンが私のところへ現れることはなくなりました。私はこの不思議な体験を通して、法華経とお題目の経力というものは、本当に人種、言語、宗教を超えて人の魂を救済するということを身をもって体験したのです。私たち日蓮宗の僧侶は回向の中で「妙法経力 即身成仏」と唱えて祈願をしますが、妙法蓮華経には世界中の人の魂を成仏させる強い経力が具わっていることを学んだのです。

 今日は私が日本から遠く離れたアメリカで体験した話を紹介させていただきました。皆さんの亡きご家族はよくご供養をされ成仏されていることは間違いありませんが、ご先祖様の中には無念の死を遂げた方もいるかもしれません。まだ成仏されていない方がいらっしゃるかもしれません。今日はお彼岸の中日です。古くから日本人が先祖の霊を供養してきた特別な日です。皆さんもこの後の法要で南無妙法蓮華経と一生懸命に唱えていただきまして、ご先祖様、また未だ成仏できない全ての精霊に対して妙法の経力によってご供養をしていただきたいと思います。
南無妙法蓮華経

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