前回に続きお数珠・お念珠についてブログにまとめます。
今回はお数珠の形状についてです。
日蓮宗の数珠は108つの珠に親珠2つプラスし、
またそこえ四天珠の4つを加え114個の珠からなります。
日蓮宗の数珠の特徴としては
左右に二つの大きな親珠があり、
一方に房が2つ、もう一方に3つ房がついています。
2つの親珠は「釈迦如来」と「多宝如来」をあらわしており、
房が2つの方の親珠は「釈迦如来」、
3つの方は「多宝如来」をあらわしています。
それらを取り囲むように四つの小さな珠があるが、四天珠といわれるもので、四菩薩や四天王をあらわしています。
【数珠の種類】
種類としては大きく分けて2種類あります。勤行数珠と装束数珠です。
勤行数珠は、一般の檀家さん・信者さんが使用するもので僧侶も使用するが普段使用する房が丸いもの。
装束数珠は法事・葬儀など法要等で僧侶が使用するものです。