今回はお数珠について書きたいと思います。
普段何気なく使っているお数珠。
当たり前すぎて考えていなかったお数珠に焦点を当てました。
①はじまりと目的
古代インドのヒンドゥー教が数珠を使った最初と言われています。
ヒンドゥー教では呪文を唱える際に、数を数えるために使用していたとされ
それを仏教が取り入れたと言われています。
中国を経て仏教と共にお数珠も到来。一般に浸透したのは鎌倉時代とのこと。
仏教においても、お経をカウントする時に使用していていました。
カウンターとしての役割でしたが、それは数えることが目的ではなく、手段です。
その奥にある目的は、
まず、お数珠は108つの玉からなります。
108つは煩悩の数です。
お数珠を持ち、何度も何度も仏を祈り、他者を祈りることで、様々なことを念ずる(念ずる珠で念珠ともいわれる)ことで、
心の汚れを落とし綺麗な心を作る事にもなる。とお釈迦様は信者さんにお説になられました。
数珠の構成については次回書きたいと思います。