見えぬけれども

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どうも皆さん、おはよう・こんにちは・こんばんは!
研修員の佐藤です!
……いきなり誰?と驚く人がおそらく大半だと思いますので、
まず自己紹介から。
 
私は、兵庫県の明石市から参りました佐藤光正と申します!
食べることが大好きです。食べることが本当に大好きです!!!
最近はスイーツバイキング強化週間として(勝手に決めました)
自主研修日には甘いものを満足するまで食べる!
という生活(自己研鑽)を送っております。
 
ですが……。
 
「美味しいものは脂肪と糖でできている」という言葉があるように、
日増しにブクブクと、お腹の肉がついてきております。
体重計には怖くて乗っていません。
……誰か私に体重計に乗る勇気をください。
 
さて、そんな食欲旺盛ボーイの私ですが、
布研が始まって1か月経ち、外部のお寺から実習の場をご提供頂き、
檀信徒の方々の前で法話をする機会がありまして。
私はそのトップバッターとして、法話をさせていただきました。

檀信徒の方の前で法話をするのは今回が人生初のことだったので、
初めて高そうなホテルバイキングに連れて行ってもらった時の、
数十倍、緊張と不安がありました。
(バイキングと一緒にするなッ笑笑)
 
とはいえ我々は週1回のペースで法話を作り、
研修員や先生方の前で発表します。
人前で法話をするのには、そろそろ慣れてきた……
と思っていましたが。
 
練習のときとは違い、檀信徒の方々から期待の込もった視線。
本堂全体を包み込む熱気。
緊張によって、早鐘を打つように鳴る自分自身の心臓。
にじむ汗、漂う線香の香り。
 
「私を”お坊さん”として見てくださる檀家さんが、たくさんいる」
そのことを如実に感じられて、とても緊張したのを覚えています。
そして「お檀家さんのために、さらに自分を磨かなくては」と
深く心に刻みました。
 
檀信徒の方々の「お寺のために」
「お坊さんのために」「仏さまのために」
という真摯な思いは、何よりも尊ぶべきものです。
だからこそ、その思いに応えられるように、私たちお坊さんは
自分自身の研鑽を積み、精進していかなくてはなりません。
 
僧侶という人生は、悟りへと至る道を生涯追求していく生き方です。
その仏道を進んでいく中で、自分を支えてくださる
たくさんの人たちの思いに報いていくことが大切なのだと、
檀信徒の方々の前で初めて法話をして、思いました。
 
「仏法を学せん人、知恩報恩なかるべしや。
      仏弟子は必ず四恩をしって知恩報恩をほうずべし」

               ――日蓮聖人、『開目抄』に示して曰く。
支えて下さる檀信徒の方々の為にも、まず自分の身体を大切にすることに決めました。
まずはその一環として、ダイエットから始めていきたいですね。
お風呂上がりのアイスもスイーツバイキングも、少し控えていきたいと思います。
……ストレスで太らないように、気をつけます。

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