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今年の夏の高校野球は宮城県代表の仙台育英の優勝で幕を閉じました。
東北勢の念願だった深紅の優勝旗が初めて白河の関を越え、東北出身として
とても嬉しく誇らしい気持ちです。
我が故郷の福島県代表の聖光学院も、惜しくも準決勝で優勝した仙台育英に
敗れはしましたが、甲子園を大いに盛り上げてくれました。
今年の夏は異常な暑さでしたが、東北勢の活躍に大いに活力をもらって何とか乗り切れました。
仙台育英の須江航監督は優勝後のインタビューで、
「入学どころか中学の卒業式もちゃんと出来なくて、僕たち大人が過ごして
きた高校生活とまったく違う。青春て密なので、そういうことがダメだと、
活動もどこかでいつも止まってしまう苦しい中で本当に諦めないでやって
くれた。そうさせてくれたのは僕たちだけでなく、全国の高校生の皆が本当
によくやってくれた。すべての高校生の努力のたまもの。全国の高校生に
拍手を送ってほしいです」とねぎらいました。
確かに今の高校生は「コロナ世代」というか、新型コロナウイルスの影響を
一番受けている世代です。彼らの高校生活はまだ続きますが、あらためて
全ての高校生に「お疲れ様でした」と言いたくなりました。（恒）
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