日々の日常の中でも出来る修行

 修行の目的とは『成仏』であり、お釈迦様と同じ心に成ることであります。お釈迦様は、苦しみを滅し慈悲をもって皆様が成仏するように念じて必ず救ってくださいます。
 つまり、執着や欲を離れ、他の幸せのために行動することが『成仏』なのです。「仏様に成りたい」という結果を求めるのではなく、「誰かの為に自分に何ができるかという過程の目的」をいいます。
 修行とは「一生懸命、他の役に立つことを続けること」、そこに成仏(仏に成ること)がみえてきます。だれもが、今この世界で仏に成ることができます。
 法華経の教えにしたがい実践し、まず仏様を信じなければ、法華経の教えの通りに実践できません。そして、お経文から教えを学びそれを実行します。
 
 では、修行とは何をすればいいのでしょうか?それは、目の前のことを一生懸命すればいいのです。全てが平等に尊い働きなのです。
 日常が修行の場です。日々の生活の中で慈しみや感謝の気持ちを忘れず生活を続けることで、より心が磨かれて成長の糧になるのです。

 すぐにやめてしまわず、継続することがとても大切です。小さい事でいいので、コツコツ続けましょう。必ず道は開けます。
 しかし、時には困難がおそってくることもありますが、どんな時もくじけないで、その苦しみの中から何かを見いだし進んでいきましょう。
 お釈迦様は必ず善い方向へ向かうようにと、私達を護ってくださいます。 

 日蓮大聖人のご遺文の中に『諸法実相抄』(しょほうじっそうしょう)があり、その一節に、「行学の二道をはげみ候べし。行学絶えなば仏法はあるべからず。我もいたし人をも教化候(ろうら)え。行学は信心より起こるべく候。」といわれて、【行学(修行と学問)の二道を励まなければいけません。行と学が絶えてしまうと仏法はないのであります。自分も力の限り尽くしても人をも教化しなさい。行学は信心から起こるのであります。】と説かれています。

 法華経の中に説かれている修行に「五種法師」(ごしゅほっし)という修行があります。その五つの修行とは、㈠受持(じゅじ)【信じる心を持ち続けること】㈡読(どく)【お経を読むこと】㈢誦(じゅ)【お経をそらでよむこと】㈣解脱(げせつ)【他の人に教えを説くこと】㈤書写(しょしゃ)【お経を書き写すこと】の五つの修行をいいます。
 この中でも、特に受持が最も需要な行であり、つまり「お題目を唱えすること」です。読・誦・解脱・書写は信心を増進させ受持を助ける修行なのです。

 「南無」は信じてお任せしますということです。「妙法蓮華経」というお経の題名には、法華経の教え・力など全てが具わっています。
 お題目を唱えすると、仏様の功徳が全ていただけます。そして、さらに信心が深まりエネルギーが沸き上がります。日々の生活の中で継続してお題目をお唱えしましょう。

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