日蓮聖人御真蹟『富木殿御書』修理完了帰山奉告式を挙行

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

霊跡本山鏡忍寺で4月23日、日蓮聖人御真蹟修理完了帰山奉告式が開催され、鏡忍寺に保管されていた日蓮聖人の御真蹟『富木殿御書』が、装いを新たに見事な姿を披露しました。
御真蹟の修理は平成30年2月より日蓮宗宗宝霊跡審議会の指導を仰ぎながら進められ、日蓮宗宗宝であり千葉県指定有形文化財でもある『富木殿御書』は、国宝と同等の修理作業が行われたとの事です。
 帰山奉告式では、鏡忍寺の檀信徒のみならず、近隣寺院の檀信徒・僧侶関係者合わせ50名以上が集まり、みんなで『富木殿御書』を拝読して修理完了帰山をお祝いしました。
 また、日蓮宗宗宝霊跡審議会副委員長で立正大学名誉教授の中尾堯文先生より「日蓮聖人の身延御入山と御真蹟『富木殿御書』」と題した記念講演も合わせて行われ、『富木殿御書』が書かれた背景やこの御書が「身延御入山御書」とも称される内容の解説など、日蓮聖人の御真蹟をすぐ目の前にして行われた講演に参加者も興奮を隠せず、次々に質問をするなどして、大好評を博した記念講演となりました。
 

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ