雑司ヶ谷 清立院 島唄ライブイベント「琉球の春風」

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3月24日(土)、雑司ヶ谷組 清立院さまに於いて、春季彼岸会法要後に、島唄ライブイベント「琉球の春風」が行われました。

当日の詳細は日蓮宗新聞社さまに掲載されました記事を添付させて頂きます。

また、新聞社さまには掲載されなかった写真をこちらでご紹介させて頂きます。

===新聞社掲載記事===

三月二十四日(土)豊島区南池袋 清立院(榎一優住職)に於いて春季彼岸会法要の後に、島唄ライブイベント「琉球の春風」が行われた。清立院開山以降六百有余年の歴史の中で初めての試みではないかと榎住職は語られた。


榎住職の叔父が第二次世界大戦中に沖縄で戦死され、榎晃妙先代住職、榎一優住職共に沖縄への思い入れは強く、今回のライブイベントは慰霊の思いから行われた。  榎住職は法要前に「沖縄では、沖縄出身者以外の方々、全国から沖縄に出兵された方々が大勢亡くなられています。辿れば、自分たちの先祖に当たる方々も無関係ではない。その慰霊への思いが音楽であれば皆様の心に入りやすい、伝わりやすいだろうと思い今回島唄ライブを行うことにしました。」と挨拶で語られた。

出演者は六名、三線・唄にLisa Oki(リサ・オキ)、世持 桜(よもち・さくら)。舞踊では八重山舞踊 石垣 綾香(いしがき・あやか)、琉球舞踊 嘉数 奈々(かかず・なな)。ギターに渡辺 明応(わたなべ・あきお)、世持 鍊(よもち・れん)。世持桜さんと世持鍊さんは姉弟での出演となる。



当日は檀信徒・一般参加者約一六〇名が参加され、出演者と一緒に歌い、踊るなど大いに盛り上がった。


本堂は満席になってしまったため、本堂下の会場にプロジェクターでライブの様子がリアルタイムで流れるようにし、本堂に上がれなかった方々も観られるようにとの配慮もあった。


今回の出演者たちの出演のきっかけとなった沖縄料理店がある。東上野の「沖縄ダイニング『和海(なごみ)』」、池袋駅前「琉球料理『みやらび』」、この二店が協賛し、出演達との縁が生まれた。「和海」はバンド「BEGIN」のメンバー上地等さんのお兄さんが経営するお店、両店とも定期的に沖縄音楽・舞踊のライブを行っている。

当日のライブの様子はyouTube(ゆー・ちゅーぶ)、「御嶽山 清立院」チャンネルでも配信されている。
 

YouTube 御嶽山 清立院 チャンネル
 

榎住職は今後もこの活動を継続していきたい、次回は秋季彼岸会での企画を予定していると語られた。

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