一月十二十一日(月)杉並区堀之内 修行寺(大給海眞住職)に於いて日朗菩薩七百遠忌報恩 御尊像開眼法要が行われた。
修行寺は江戸期までは松戸市平賀本山本土寺の歴代貫首の寺院である歴史を持ち、六世までの歴代先師は住職であったが七世より三十一世までは中村檀林で学ばれていた学識の高い高僧により明治期まで院代されていた。
現住職で四十一世となる。
元々日朗聖人の御尊像が安置されていた寺院であったが、戦中に焼失。
今回の日朗聖人七百遠忌を期に、実に七十四年ぶりに御尊像を復興する事となった。
復興された御尊像は池上本門寺の日朗聖人御尊像を参考にされた。
当日は午後二時より及川真介上人による日朗聖人についての講話が行われ、午後三時より御尊像開眼法要が行われた。
山門より三線の奏楽と共に導師、式衆、日朗聖人御尊像が本堂に入堂し、御尊像が安置され開眼法要が厳修された。 法要は木剣での御祈祷、導師による宝剣での御祈念、三線による奏楽、五色の紐のついた筆を及川真介上人が持ち、檀信徒と共に目入れの儀を行い、厳粛ながらも華やかな雰囲気のなか執り行われた。
法要後も暫くは開眼された御尊像を拝む檀信徒が尽きず、御尊像が温かく迎えられた。