檀信徒協議会総代世話人研修会 平成25年6月24日
一龍齋貞鏡師 「小松原法難」
村井惇匡上人「日蓮聖人降誕八〇〇年にむけて」
妙蓮寺会館一階ホールにて開催し、約40名が参加しました。
宗務所長挨拶の後、檀信徒協議会会長齊藤文夫氏は、若い世代へもっと日蓮宗の良さを伝えていっていただきたい。と次世代へ伝えていく事の大切さを話されました。
今回は特別に、講談師の一龍齋貞鏡師を迎え「小松原法難」を題材に講談をしていただきました。
東条景信との応戦で弟子が殺され、日蓮聖人も額を斬られ、重傷を負い斬りつけた景信も落馬し、逃亡、日蓮聖人が難をのがれた場面など、動作を交え真剣に力強く話す姿に、みな拍手を送っていた。
次に講師に宗務院伝道部伝道推進課長、村井惇匡上人を招き、「日蓮聖人降誕八〇〇年にむけて」と題し法話をお願いした。講演の中で、笑顔の大切さ、命の大切さ、人と人とのつながりなど、わかりやすく話をし、合掌にもふれ、「合掌とは人の心をつつむ種である、種はいつか花を咲かせるでしょう」と手を合わせる事の大切さや必要性を丁寧に話した。又、本の中の例をあげ、たとえ障害を持っている子供でも幸せな心を持てば、明るく変わる事ができると話し、参加者の涙を誘った。
研修会を終え七十代女性は「こんなにいい話は私たちだけではなく、もっとたくさんの人に聞かせてあげたい、今日は参加してよかった」と笑顔で話されました。