謹賀新年

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 明けましておめでとうございます。副住職です。

 のんびりバタバタしていたので、新年のご挨拶がこんな遅くになってしまいました。反省。

 日蓮宗の僧侶となって初めての年越し。正直それほどの変化は感じませんが、一番の実感は「お檀家さんの顔を覚えたこと&自分の顔を覚えられたこと」でしょうか。年末年始はお盆と並んで、非常に多くの方がお墓参りにいらっしゃる季節です。日によっては駐車場が満杯になることも。そんなわけで、お線香を買いにいらした方や、ご挨拶にいらした方とお会いする機会が多くなります。例年ですと、「どちら様だろう...」と思いながら応対することが多かったのですが、今年は「あぁ~!○○さんこんにちは~!」ってな感じで世間話をすることもしばしば。嬉しい限りです。

 僧侶のお仕事スタイル・生活スタイルは人によってかなり違いがあるのですが、私の場合は一人でもくもくと作業していることが多いです。そのため人と会話をする機会もそれほどないので、ご来客があるとついついお話をしてしまいます。そういう意味では、年末年始は非常に幸せな日々でした。

 そういえば今日の昼間、本堂の整理をしていると、男の子を連れたお若いご夫婦がお参りにいらっしゃいました。ご挨拶をして色々お話をすると、その男の子は4歳とのこと。やんちゃなお年頃で仏具に興味津々。せっかくなので、色々な仏具を叩かせてあげたり、お釈迦様の涅槃図を見せてあげたり。短い時間ながら、楽しいひと時(個人的に)を過ごし、お別れの時、男の子にこんなことを言われました。

 「お仕事頑張ってな!」

 はい、頑張ります...

 新年早々、子どもに叱咤激励された副住職でした。

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