棟札

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 こんばんは。副住職です。

 本日、本堂の屋根裏を探検しておりました。と言いますのも、現在の本堂に関する記録が書かれている棟札を探す為です。棟札というのは、建物を建てる際に屋根裏に掛ける木の板のことで、建築の由来や建築関係者、建築年月日等の記録が書かれるもので、それと同時に守護札としての役割もあります。不思議なことに、現在の大久寺の本堂がいつ建てられたのかという記録が資料として残っておらず、最終手段として屋根裏に登れば棟札に何かしらの記録があるだろう、ということで登ってきたわけです。

 懐中電灯を片手に埃まみれになりながら探検した結果、その棟札があったことはあったのですが、なんとそこには「平成六年」の文字が...どうやら20年前に屋根を修復した際に現住職が新しく棟札を書き換えていたようで、古いのは発見できず...※写真はその新しい棟札です。

 と、お目当ての情報が手に入らずしょんぼりしていたのですが、ふと、どっかで似たようなのを見たことあるなーと思い、ご本尊様が祀られている厨子に入ってみると...ありました!今まで気にも留めなかった木の板!昔の棟札でした!

 ということで、昔の棟札についてはまた次回のブログにて...

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