忖度と斟酌

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今年の流行語に決定!?
というぐらいに、使われている「忖度」ですが・・・
「忖度」には「他人の心を推し量ること」という意味があります。
国会で「忖度」という語が沢山飛び交い、
言葉の意味を知らない議員さん達が「鬼の首を取った」ように声を荒げていますが・・・
議員さん達が言いたい本来の言葉は「斟酌」ですね。
「斟酌」の元々は水や酒をくみ分けることで、
「 相手の事情や心情を酌み取ること/また、酌み取って手加減すること」
「 あれこれ照らし合わせて取捨すること」
「 言動を控えめにすること/遠慮すること」
という意味があります。
なので、相手の心を推し量るのが「忖度」で、
推し量った上で、それを汲み取って何かを行うのが「斟酌」です。
「忖度」自体は悪いことではありません。
日本人ならでは大変良い言葉であると思います。

「斟酌」もそんなに悪いことではないと思いますが(笑)
 

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