じゃんけん

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早いものでもう1月が終わります(^_^;)
正月遊びは色々ありますが、必ず行われているだろうと思うのが、
順番決めのじゃんけんです。
日本のじゃんけんは数拳や三すくみ拳から発展したものと考えられます。
お箸3本づつもち出した数を当てる箸拳や
老婆と、鉄砲(和藤内や加藤清正の場合も)と、虎を演じて行う虎拳が有名です。
さて、じゃんけんですが、今も昔もかけ声といえば「じゃんけんぽん」です。
志村けんさんが考案した「最初はグー」が入ったとしても、
最後には「じゃんけんぽん」でグー・チョキ・パーを出しますよね。
そのじゃんけんぽんの語源の一つの説に・・・
仏教語の「料簡法意」(りゃんけんほうい)があります。
「料簡」は「りょうけん」と読み、考えとか気持ちという意味です(『大辞林』より)。
「法意」とは法の趣旨という意味で(『大辞林』より)、
したがって「料簡法意」とは「法の趣旨を料簡する」という意で、
迷ったときに人知を越えた宇宙の根底を流れる天の意向を推し量る、ということのようです。

久保田正文上人がベトナムの僧侶に聞いて教わったそうです。

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