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正義の味方?

    吉田俊栄の独り言                   平成26年6月に発行されたものです。
 
4月◎日(快晴)   おじさんは正義の味方!?
 夕方のことでした。散歩の途中、家内から買い物の指令が届き、もちろん拒否などできるわけもなく、忠実に従い、いざスーパーへ。「散歩のときに必ず買い物を言いつけるしい、自分で行けばいいのにさあ、まったく」とぶつぶつと嘆きつつ野菜コーナーでキョロキョロ物色していますと3,4歳くらいの女の子がニコニコしながら僕の前に走り寄ってきました。うん?どうしたのかな?と思うやいなや、彼女曰く「おじさんってさあ、アンパンマンでしょー!」(周りにはお客さんが多数、それも大きな声で!)「ええ~?」(おじさん、頭のなか真っ白、声にならず、キャー恥ずかしい~)
 「おじさん、顔まんまるだからアンパンマンだよ」彼女は核心のセリフを言い残し、ニコニコしながらお母さんのもとへ走っていきました。ハリケーンのような彼女のことば、「そうかあ、まんまるかあ?確かに」「でも、バイキンマンじゃなくてよかった」と、なぜか安心したのでありました。(笑)
 
◎月□日(涙)  命の尊さを思う日
 息子ヒロアキと映画「永遠のゼロ」を観ました。太平洋戦争末期の特攻隊の物語です。正直、参ったあ~泣けたあ~でした。ハンカチは絞れるくらい泣きました。正直、息子は途中で退屈してしまうかな、と思いましたが最後まで身じろぎせず観ていました。召集があれば「嫌です、行きません」など口に出すこともできず、命じられるままに戦地に生かされ、道具のように戦わされたあの時代にどれほどの若き命が散っていったのか。今、こんなに平和で豊かな時代に生かされていることをつくづく思いました。現代は、あれが足りない、これが嫌だ、と自己主張だらけの批判的な社会になってしまいましたが、今在る平和の原点は決して忘れてはならないと思います。
 映画館からの帰り道、「おとうさん、よく泣いていたねえ」と突っ込みが、「そういうお前もよく目をこすっていたんじゃない?」切り返す父、「へへへ、知ってたのかあ」素直に認めた息子、でした。
 ふだんはゲーム三昧で、しょっちゅうイライラさせてくれる息子でありますが、「大切なこと」をしっかり受け止めているのだなと思いました。中学一年になったとき、「俺、陸上部に入ったよ。希望種目は棒高跳び!」「へえ~どうしてまた?」(想定外のことでしたからビックリ!)「なんかさあ、ぴょんぴょん飛んで楽しそうだから、かな」なんとお気楽な選択ではありませんか、さすが我が息子!
 
ある大富豪の教え「人生で成功する最も大切なことは、たくさんの人から応援してもらえる人間になることである。幸せな成功者になりなさい」
 誰もが、豊かな暮らしをしたいと願います。勉強バリバリ頑張って、高い能力を身に付け、競争に打ち勝っていく。俗にいう「勝ち組」ですかね、でも上に登ったとき真の人間力が問われるはずです。
 威張ったり、下の者をいじめたりすると恨まれるようになります。上がれば上がるほど謙虚にならなくてはいけない。優しい親切な、そして爽やかな人間になるべし、ですね。
 
「絆」(きずな)の語源は「うっとうしい、束縛する」        
 馬が逃げないように繋いでいた道具、束縛する、が「絆」の意味だそうです。人間関係って、お互いうまくいっている時ばかりではありませんね。誤解があったり、相手にイライラしたり、時には面倒くさいのが人間関係。でもそんな「縛られた」ものが、何かをきっかけにして変わっていく。「ほんとうはとても大切な人なんだ」と。一本の糸では弱いけれど、おたがいに編み合っていくと強い糸になる、自分の目の前にいる人に何をしてあげられるだろうか、お互い様の気持ちで与え合う、ということですね。
        
6月○日(梅雨) あきらめたら絶好調!!
 おたよりが届くころ、世界中がサッカーワールドカップで盛り上がっていることでしょう。今年は冬季オリンピックでも寒い冬をホットにしてくれた日本の選手達がいましたよね。中でも女子フィギアスケートの浅田真央ちゃん、最後の演技で日本中を感動の涙で包んでくれましたっけ。最初のショートでは大失敗、わずか一夜でなぜ気持ちを切り替えることができたのか、想像してみると、我々が生きていくうえでとても大切なことを学べると思います。
 金メダルを取ることが絶対の目標であった、けれどもそれは100%かなわなくなった、これはどうしようもない現実です。そして、彼女はこの現実をどう受け止め、考えたか、が学びだと思います。
 「すっぱりあきらめた」と想像します。選択肢として、あきらめるしかなかった。金メダルの呪縛から解き放たれたわけです。金メダルの為に、ではなく、自分が後悔しないために。最後になるかもしれない演技を思い切りやろう、とスイッチが切り替わったと想像します。
 すっかり解放された真央ちゃんは「自分らしさ」を取戻し、最高のスケートをした。「金メダルを取らなくてはならない」という強すぎる思いが「執着」となり、自分の心と身体を苦しめてしまったのでしょう。成果主義、完璧主義ってつらいですね。「ねばならない」「絶対にやり遂げなければいけない」何か悲壮感がプンプンしてきます。観ているのがつらいくらい。
 普通に生活をしているはずの自分のいる社会、でも、勝ち負けに執着してしまう、○○さんよりいい成績を取らなくては、○○さんより大きいダイヤをしなくては、といつも周囲と自分を比較してしまう。哀しいけれど「人と比べる」のが人間の業です。あせり、ねたみ、ひがみ、そんなマイナスのエネルギーで心を痛めつけています。そして、自分の呪縛に気が付いたらラッキーです。
 だから、勝とうとか負けたとかの物差しを捨てること、人と比べないこと、私は私、人は人。
 自分はダメだって考えるのでなくて、私ってサイコー!って自分を信じてあげること。
 コンプレックスさようなら~しましょ。
 
●『尖閣諸島10の物語』 山本皓一著(宝島社)
 政治では、「集団的自衛権」の論議が続いています。尖閣諸島の名前はよく耳にしますが実はよく知らなかったのです。この本を読むと「尖閣は日本の大切な領土である」と解ります。今、覇権主義の国から領土を守ることを国民がしっかり考えていかなくてはならない時です。動物たちは、自分の場所(縄張り)に入ってくる敵には徹底的に戦います。人間には理性がありますから、戦う以前に「もしも境界線を越えてきたらギャフンと言わせるからね~覚悟してなよ~」と強気なメッセージを送る、備えはしっかり、というのが良いのではないか、ドロボーがすっかり戦意喪失してしまうセコム作戦というのはいかがでしょうか。肝心は、いばらない、なめられない、ことです。
 
 

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