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妙玄寺について

ごあいさつ

 はじめまして。
 当山のホームページにお越しくださいまして誠に有難う御座います。 合掌

 当寺は、山形県酒田市にある日蓮宗のお寺です。
 当寺の縁起を紹介させていただきます。

【縁 起】
 昭和25年頃、法華信仰者であった久松妙遠が日蓮宗新興教団に入信したが、日蓮宗の本化上行所伝のお題目こそ正法信仰であると確信し、身延山諮問機関より「身延久遠会」の名称を賜り、昭和27年4月16日教会活動を始める。
 信徒が増え、一宇建立を願って、檀信徒一同、大黒舞、寒行托鉢行の修行を行じ、一部浄財を地方社会福祉事業協会に寄付。他の浄財をもって本堂、庫裡を建立した。
 そして、昭和38年11月16日、身延山より時の法主藤井日静猊下を屈請し、寺号公称、開堂入佛落慶法要を厳修した。
 

「我が頭は父母の頭、我が足は父母の足、我が十指は父母の十指、我が口は父母の口なり。譬えば種子と果子と、身と影との如し。」(『忘事経事』より)
 私たちの五体は両親から頂いたもの。誰にでも親が必ずいて、その親にも同じように親がいます。そうして十代前まで遡りますと、2046人のご先祖様がいらっしゃるのです。そして、このご先祖様が一人でも欠けていれば、今の自分は存在しないのです。

 「先祖は根、子孫は枝葉」とよく申しますが、根っこが養分を吸収し幹を通り、枝葉へとその養分を届けてくれることで、木は成長することができます。根っこがしっかりと張った木は強い風が吹いても倒れることはありません。根っこの如くご先祖様も、今を生きる私たちを支える大きな存在なのです。

 
 「去ぬる幼子のむすめ御前の十三年に、丈六の卒塔婆をたてて、其面に南無妙法蓮華経の七字を顕してをはしませば、北風吹けば南海の魚族、其風にあたりて大海の苦をはなれ、東風きたれば西山の鳥鹿、其風を身にふれて畜生道をまぬかれて都率の内院に生れん。況やかのそとばに随喜をなし、手をふれ眼に見まいらせ候人類をや。」(『中興入道御消息』より)
 これは日蓮聖人が中興入道に宛てたお手紙の一部です。弘安二年(1279)、亡き娘の十三回忌に南無妙法蓮華経の七字を書いた丈六の卒塔婆をたてて供養したことにふれ、この塔婆に風が当たれば、その風に触れた魚、鳥、鹿は天上界に生まれ変わることができ、そして、その塔婆をすすんでたてた人たちは計り知れない功徳を得ることができるのです。このようにお塔婆をたてることの素晴らしさ、有難さを説かれています。

 お塔婆をたててご先祖様へ供養を捧げることは、亡き人へのご回向だけでなく、今を生きる私たち自身が功徳を積むことのできる、とても尊い行であります。
 皆が共に合掌し、お題目を唱え、心豊かに生き生きとした生活を送れることを願ってやみません。

 当山は歴史の浅いお寺ではありますが、皆様一人一人とのご縁を大切にし、共に生き、共に栄えるお寺づくりを目指してまいります。仏教仏事その他様々な相談事もお気軽にご相談ください。
 

 

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住所

〒999-6741 山形県酒田市北俣字円道59-1

正式名称 身延山別院 妙玄寺(みょうげんじ)
住所 〒999-6741 山形県酒田市北俣字円道59-1
電話番号 0234-54-2916