平成31年 己亥

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 新年明けましておめでとうございます。
 まず初めに更新が遅くなりました事お詫び申し上げます。
 平成31年は干支で「己亥」、そして皆様ご存知のとおり平成から新しい元号へと変わる年であります。様々なメディアで平成を振り返る、といった番組や記事を目にする機会が多くなりました。その中で平成は、情報技術が飛躍的に発展した時代である、というように取り上げられていました。今では当たり前のパソコンや携帯電話、スマートフォン等は平成が始まった頃にはなかったものです。それらは、遠い場所にいる人たちとどこでも、いつでもコミュニケーションをとれたり、世界の様子をすぐに知ることができたりと多くのことを可能にし、私たちの生活を豊かにしたと思います。しかしその一方で、誰でも気軽に発信できるSNSによって他者を傷つけてしまったり、人と人とが対面してコミュニケーションをとるのが得意でない人が増加していたり、というようなことを最近頻繁に聞きますし、様々な弊害を引き起こしていることも事実なのではないでしょうか。
 そんな変化の時代の中で、僧侶として仏教者として私は何ができるか改めて考えてみました。それはやはり、このような時代にあっても不変であるお釈迦様が説かれた法華経、日蓮聖人が唱えたお題目をより多くの人に知っていただく活動をしなければということです。
年の初めに皆様方も「今年こそは」と抱負をおもちだと思います。すべての人々の思い、願いが成就されます様、すべての人々の仏性に対し南無妙法蓮華経。合掌
本年もよろしくお願い申し上げます。(副住職)

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