竹のように強くしなやかに〜平成30年お正月

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あけましておめでとうございます。
平成30年の元旦。
一年の大切な節目であるお正月を迎えました。
節目の「節(フシ)」と言えば、『竹』

竹と節とお正月
「竹にフシがなければ、ズンベラボーで、とりとめがなくて、風雪に耐えるあの強さも生まれてこないであろう。
竹にはやはりフシがいるのである。
同様に、流れる歳月にもやはりフシがいる。
ともすれば、とりとめもなく過ぎていきがちな日々である。
せめて年に一回はフシをつくって、身辺を整理し、長い人生に耐える力を養いたい。
そういう意味では、お正月は意義深くて、おめでたくて、心もあらたまる。
常日ごろ考えられないことも考えたい。
無沙汰のお詫びもしてみたい。
そして、新たな勇気と希望も生み出したい。
すがすがしくて、さわやかで、お正月はいいものである」

(現パナソニック創業者・松下幸之助氏の言葉より)

竹のように強くしなやかに
日蓮聖人の言葉をお借りすれば、「正月は妙の一字の祭り」(秋元殿御返事)です。
「妙」とは蘇生(よみがえり)。
昨年あまり満足する一年を過ごせなかった人は、心配を安心に、不安を希望に、蘇らせる節目として。
昨年満足な一年を過ごせた人は、慢心を改めて謙虚にまた一から精進する節目として。
歩いては止まり、歩いては止まり、そうして竹のように強くしなやかな心は育っていきます。
善かったことも悪かったことも節(フシ)に「止」めて、また「一」から元気に、勇気を持って、夢を持って歩き始めるのもまた、お「正」月です。

さてさて今年のお正月。
あなたはどんな節目にしますか?

年があらたまれば心もあらたまる。
心があらたまればおめでたい。

皆さんも是非、おめでたいお正月をお過ごしください。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。合掌

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