立正安国・お題目結縁運動 いのちに合掌

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福聚山 本経寺

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幽霊にご用心

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8月も残り少なくなってきましたが、相変わらず暑い日が続いていますね。
そんな暑い夏には、テレビでは怖い話の特集が組まれ、子どもたちは肝だめしをし、遊園地ではお化け屋敷が賑わいます。
夏になるとよく耳にする「幽霊(お化け)」の話題。
夏の暑さに、背筋が凍るような怖さで心からヒンヤリ涼しくなりたいからでしょうか。
 
今回はそんな「幽霊」のお話です。
幽霊というと、皆さんはどんな姿を思い浮かべますか?
日本人がイメージする幽霊には、3つの特徴があるといわれています。
 
1つめは、乱れた長い後ろ髪。
2つめは、前にぶらぶらと垂らした手。
3つめは、足がなく宙に浮いている姿。
 
どうですか?イメージがわきましたか?
短髪だったり、手を組んでいたり、足の先まではっきり見える幽霊の姿なんて、なかなか思い浮かびませんよね。
日本映画や幽霊画などに出てくる幽霊の姿も、このような特徴をもった姿で描かれています。
 
この3つの特徴。
実は、「こういうふうに生きてはいけないよ」という、人の良くない状態を戒めるために描かれた姿だといわれています。
1つめの「長い後ろ髪」は、後ろ髪が引っぱられるように、終わったことに引きずられ、過去にとらわれてしまっている状態。
2つめの「前に垂らした手」は、未来に心を奪われて、身勝手な願望ばかりをもち、不安や心配ばかりがつのる状態。
3つめの「足がない」は、ふらふらと周りに流されて、地に足をつけてきちんとした生活ができていないこと、現実を生きていない状態。
 
つまり、過ぎたことにくよくよし、未来への不安を抱き、最も大切な今日を生きていない状態が幽霊なのです。
 
皆さんはいかがですか?
「あの時、ああしてればよかった、ああしなければよかった」と、いつまでも未練がましく過去に引きずられてはいませんか?
現実をみないで、身勝手な未来ばかりを望んではいませんか?
ちゃんと、毎日を自分の足で歩いていますか?
自分自身が幽霊になってしまってはいませんか?
 
今の自分が幽霊になってしまっているな、と感じた方は、まず自分の足元を見つめ直してみましょう。
自分自身の現在の足元を見失った人間 の姿が幽霊なのですから。
 
ものごとに心をとらわれて、そこから離れられないことを、仏教では「執着」といいます。
ものごとはすべて移り変わります。同じ状態でとどまるものなど何一つありません。ものごとに執着することなく、ありがままを受け入れることが大切です。
私たちは、「今」にきちんと正面から向き合い、自分の周りの一つひとつに感謝しながら、心穏やかに毎日を過ごしたいものです。

くれぐれも、生きたまま幽霊にならないように、ご用心を。

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