お盆が過ぎて、1週間。
相変わらず、猛暑の日々が続いております。
8月21日(日)、28年度の盂蘭盆 施餓鬼法要が厳修されました。
この日も、日差しを遮る雲が一つもない快晴!
朝から気温がぐんぐん上がり、35℃!
そんな酷暑にもかかわらず、約20名の檀家さんがお参りに来てくださいました。
法要前に、副住職が施餓鬼法要の目的を説明しました。
施餓鬼法要で供養する「四生六道 法界万霊」。
四生とは、全ての生き物を生まれ方によって分類しているもの。
胎生(たいしょう) 母親の胎内から生まれるもの(人など)
卵生(らんしょう) 卵から生まれるもの(鳥類)
湿生(しっしょう) 湿気の中から生まれるもの(虫など)
化生(けしょう) 過去の業によって生まれるもの
六道とは、
・地獄
・餓鬼
・畜生
・修羅
・人
・天 の6つの世界。
仏さまやご先祖様だけでなく、
この四生と六道の精霊にお供え物をあげ、
供養するのが、施餓鬼法要の目的です。
このようにお話しすると、法要中に檀家さん方が一緒にお経やお題目を唱えて下さり、とても一体感を感じました。
意味も分からないまま法要に臨んでも、頭の中は「???」だらけ。
「せっかくおいで下さったのですから、気持ちを込めてお参りして頂きたい」と言うお寺の願いです。
次は、秋分の日の9月22日(木)。お彼岸の中日です。
この日も、副住職による法話がありますので、ぜひお参りください。