こんにちは!
3連休のど真ん中、いかがお過ごしですか?
先日お伝えした通り、当山では1月8日(金)から
寒行が始まり、私も今年から参加させてもらっています。
以前から公輔上人より聞いてはいたものの、
「百聞は一見にしかず」、実際に自らが見てみると、やはり違いますね!
8日の初日はこの冬一番の冷え込みと言う事で
ご存知の通り、かなり「ビビって」いました。
雪国のように着込んで防寒をし、いざスタート!
その日は我が寺がある小倉北区の大門町の
ご近所さんのお宅からお勤めを始めました。
まずはお題目を唱えながら太鼓を叩き、
皆さんに私達が近くを歩いていることをお知らせします。
そしてお家の前に到着したら、「宝塔偈」というお経を唱えます。
(この時に、私が猛練習した太鼓を叩くんです)
住職、坊守さん、公輔上人、そして私の計4人で叩くので
なかなかの迫力です(笑。
その後、ご先祖様を供養し、一年間、何事もなく過ごせるように御祈願をします。そしてお札をお渡しし、また次のお宅に行きます。
そんな感じで約3時間歩いていると、
集中力が次第に高まり、寒さも感じなくなっていきます。
お伺いしたお宅の中には「あら、今年はお嫁さんも一緒なんですね~!」と言ってくださったり
「寒い中ご苦労様です、風邪ひかないように気を付けて」と
優しいお声をかけてくださったり、
温かいお茶を差し入れてくださったり・・(涙)
こちらが逆に励まされていました。
お題目をみなさんに聞いていただくという大切な意味があると
先日はお伝えいたしましたが、
普段お忙しかったり、高齢のためにお寺にお越しいただくのが難しい檀信徒の皆さんにお会いし、
なおかつ私のことも知って頂く大切な時間が持てているなと、実感しています。
寒行はまだまだ始まったばかり。
予定では来週いっぱいまで続きます。
この期間中に、少しでも「お寺の人」の雰囲気をまとえるよう、
引き続き頑張ります!!