お坊さんとお寺に求められていることって・・

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12月2日3日と日蓮宗宗務院にて檀信徒青年リーダー研修会が開催されました。
 
通常、宗務院は土日に開いていないのですが、対象が檀信徒の方々ですので土日に来ております!
 
お寺は住職さんのものではありません。
 
お寺はそもそも必要なのか?
必要ならどのように発展させていくべきなのか?
 
その考え、活動に住職さんだけでは限界が来ているようにも思います。
 
その中で地域に根ざしたお寺のあり方について、静岡の大場上人にお話をしていただきました。
 
そして!
この研修の素晴らしいところは、すでに密にお寺の活動に関わり、住職さんと一緒にお寺を盛り上げてくださっているお檀家様を講師陣にお迎えできたことです。
 
日蓮宗のお檀家様の組織である檀信徒協議会会長の池上様
長崎県でご活躍の廣田様
京都でご活躍の守岡様
 
お坊さんが「お寺のために○○しましょう!」
と言うよりも
お檀家様が同じ目線で
「自分たちのためにも、次の世代のためにも今お寺を変えていこう!」
とおっしゃった方が説得力があります。
 
そして、お坊さんからすると耳の痛いところもあります。
「ご住職がしていることがすべて正しいわけではない、それらを率直に言おう!」
実際にお寺と関わって大変だったこと、やりがいのあったこと、困ったこと。。
 
お檀家様同士での会話の中でざっくばらんに多くの意見を頂きました。
 
お檀家様に向けての研修会でしたが、お坊さんにこそ聞いてほしい内容な気もしました。
 
私もお檀家様にご意見を頂いたこともありますが、お檀家様皆さまは実は
「もっともっとお寺にこう変わって欲しい」
という強い思いがあるように感じます。
 
見てみぬふりをしていないか、聞こえてこないのをいいことにないがしろにしていないか。
厳しく自分を反省する機会にもなりました。

熱のこもった大場先生の講義


菩薩団会長様の熱い講義

お題目の書かれたお召し物を着て、会長を見守る菩薩団員の方々。。

 

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