立春とはいえ、一転みぞれ模様です。
2月3日の節分に、星祭り節分祈祷会を虔修しました。
曇り空の寒天のなか、大勢の檀信徒の皆さんとともに、お題目をお唱えし、一年間の無病息災、除厄開運を祈念いたしました。
当山では、鬼子母善神を勧請申し上げますことから、「福は内~!鬼も~内~!!」の発声で、未年の善男善女の方々と賑やかに福豆まきも行いました。恒例となったお楽しみ、福引き大会も笑いあり驚きあり、まさに「笑う門には福来たる」でありました。
毎日の国内外の情勢も日々変遷するとはいえ、慌しい毎日のなかで、私たちも安穏な生活の意義を改めて考えねばならないのかもしれません。
お祖師様は立正安国論に、こうおっしゃっています「汝(なんじ)信仰の寸心をあらためて、速やかに実乗の一善に帰せよ。」
今こそ私たち自身のなかにある仏性、仏さまの心を呼び覚まし、お題目の信仰を通して自己を見つめ直そうではありませんか。