このたび池上本門寺(東京都大田区)に御晋董なさる菅野日彰猊下は、おっしゃいました。
「(私の師匠は常々)坊さんとは、お経と布教と掃除である、と言われたのを今日まで忘れぬようにしてきた」と。
国内のみならず、世界中で自然の脅威による異常気象、政情不安、紛争等々、今も安心を得られない人々がいるのです。
日々の忙しさに心を奪われ、将来に何かしらの不安を抱く内に、本当に大切なものをないがしろにしてはいないか。
私が幼い頃は周りの方々は「仏さんは見とんなる」と、よく耳にしたものです。
戒めなければなりません。
常に「変わらぬもの」を大切にしていかねばなりません。