お祖師さまの想い。

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今年のお祖師さまの御命日は台風の真っただ中であります。
事前に「今年は災厄が多い」と伺いましたが、まさに的中と申しましょうか。

数十年に一度の豪雨、猛烈な、避難準備情報、避難勧告・・・。
ついこの間まで聞いたことのない災害にまつわる言葉。

どうにもならない時には「想定外」で、事の本質は一向に改められない。そんな気がするのは、それこそ「気のせい」なのでしょうか。

自然に対する畏敬の念を忘れ、顧みれば「親の親たる、子の子たるを忘れ」ともすれば勝手な理屈で我欲に言い訳をつけて日常を過ごしてはいないか。大切にすべきものを見捨てて、安易な処に身を置いてはいないか。待ち受ける結果を知りながら、そんな姿勢を助長してはいないか。

今日の台風の嵐の中、お祖師さまの御命日を迎えました。
三災七難が並び起こる、末法の世にお題目を広める御決心をなさったお祖師さま。
そのご心中を想えば、「お釈迦さまの正しい教えに基づいた信仰」が不可欠であります。
法華経には「即取服之 毒病皆癒」 この良薬を手に取り飲むならば、心身の病から脱して本復する。
この法華経こそ私たちを導いてくださる「良薬」である、と説かれています。

今こそ、お題目の信仰に励まねばなりません。
この大法を人々に広めねばなりません。

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