今年も、お盆さんが巡ってまいりました。
どんなに渋滞があろうとも、故郷に帰る。
待ちわびている家族がある。
先日、当山の総代を長年お勤め頂いた、人生の大先輩がお亡くなりになりました。
戦後の激動期から三代の住職を支え、当山の興隆と寺檀和融に多大な貢献を頂きました。
またこの米子、商都米子の発展に心血を注ぎ、私たちの大切な故郷を、誰よりも愛した方でありました。
「加茂川音頭」この唄の歌詞に、その方の想いが込められています。
誰しも忘れ難い「ふるさと」があります。
ここに、その歌詞を、追悼の念を込め記させて頂きます。
Kさん、長い間本当にお疲れさまでした。有難うございました。 合掌
「加茂川音頭」
橋のたもとのお地蔵さんに 会いに来ましたあの人と
米子加茂川流れの唄を 聞いて育ったこの町が
わたし大好きとっても大好き 加茂川大好き米子が大好き
白い土蔵が川面に揺れて 夢を見ました遠い日を
あれは城山流れに乗って ゆけば中海日本海
わたし大好きとっても大好き 加茂川大好き米子が大好き
川に寄り添う並木の空に 浮かぶ大山ビルの窓
橋を渡って賑わう町を 北へ南へ歩くのが
わたし大好きとっても大好き 加茂川大好き米子が大好き