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今日は、米子であった研修会の帰り道、島根原子力発電所に隣接している
島根原子力館に寄ってきました。
この施設は島根原子力発電所をPRするところなので、
世の中では大飯原発再稼働が批判されていますが、
東日本大震災後、地震対策、津波対策が着々と進められていること
建設中の３号機は完成し、あとは燃料を入れて始動する状態であること
なぜ原子力が必要か有用か丁寧に説明してくれました。
中国電力の場合、現在、電力不足の懸念はありませんが、
これから原子力比率を上げていく予定に変わりないとの事でした。
当然、企業としては、大金つぎ込んで造った３号機を一度も稼働せず
廃炉にするなんて考えられないでしょう。
「中国電力さんの中では、20～30年先には、原子力発電を無くして
いくということは考えていませんか？」
と質問してみましたところ、現在の国の原子力政策が変わらない限り
なくすことは無いでしょうという答えでした。
原発比率の低い中国電力にとっては、再稼働させる緊急性は無いので、
再稼働は全国でも最後の方でしょうが、あらためて原発は政治問題
なんだなと思いました。
今後、国の電力政策がどうなるか、松江市市長、島根県知事、地方議会が
どのように判断するか。
政治家は、私達が選挙で選んでいるので、電力消費者でもある私達の
選択にかかっているとも言えるわけです。
原発の手前、田んぼを抜けた小高い山の中にあった施設は「おお」と驚くほど、立派なものでした・・・
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