聖訓 六月

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聖 訓
「生があれば死があり、死があれば生がある。
福(さいわい)があれば、禍(わざわい)があり、禍があれば福がある。
善い事があれば悪い事があり、悪い事があれば善い事があるのを知らねばならぬ。
愚かな者は、むやみに禍を厭(いと)うて福のみを求めるが、道を求める者は、二つを共に超えて、そのいずれにも執着しない。」
 
 
今月ももう終わりですが、当山の山門の右手の黒板に、白色のポスターカラーを筆で書き、
毎月掲示している文章です。
 
山門の前は、結構歩いている人も多く、時々立ち止まって読んでくれている人もいます。
最近は、広く仏典の中から選んでいます。
どれだけのどんな人が読んでいるか分かりませんが、読んでくれた人の心の中に
少しでもお釈迦様の教えが宿る事を祈って書いています。
 
 
七月書いて取り替えないと・・・

 

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