⭐️【身延山 久遠寺】(山梨県南巨摩郡身延町)
🪷日蓮宗本山紹介・1 , 🪷漫延山御縁寺院等紹介・1
『祖山』とも称される【日蓮宗】の総本山。「いづくにて死に候とも墓をばみのぶ澤にせさせ候べく候」、「日蓮が弟子檀那等は此山を本として参るべし」との遺言により御遺骨が奉安されている宗祖棲神留魂の聖地です。
“日蓮聖人”は鎌倉幕府に3度の諫暁を行うも受け入れられなかった為、「三度諌むるに用いずば山林に交わるべし」の故事にならい、かねてより“南部実長公(開基)”から招きのあったこの地に赴き、文永11年(1274年)から足掛け9年をお過ごしになられました。入山されて7年目に西谷に堂宇が完成し、自ら【身延山 妙法華院 久遠寺】と名付けられたのが寺名の始まりになります。以来、『法華経』の根本道場として、聖人入滅後は六老僧の一人“佐渡阿闍梨日向上人(第2世)”とその門流によって継承され、第11世“行学院日朝上人”の代に現在の地に移転されました。
日蓮宗の僧侶になるには、この総本山で行われる道場に必ず入らなければいけません。〈大本堂〉での勤行、団扇太鼓を打ち鳴らしながらの唱題行脚、写経等、“日蓮聖人”の魂を感じながら志を高める場となります📿。
主要見所
📎〈三門〉•・・三門は山門とも称されますが、正式には「三解脱門」の略なので「三門」が正式です。「空」「無相」「無願」の三種の境地から解脱して涅槃の世界(中心伽藍である【久遠寺】の本堂)に至ることをあらわす門であり、『日本三大門』の一つに数えられています。楼上の内陣には、『釈迦如来像』と『十六羅漢像』が、下層の両側には寺院を護持する『金剛力士(仁王像)』が安置されています。
📎〈菩提梯〉・・・〈三門〉から〈本堂〉へと繋がる287段の石段。「南無妙法蓮華経」の7字になぞらえ、7区画に分けられています。
📎〈大本堂〉・・・昭和60年(1885年)落慶。木像形式の本尊や“加山又造”作の天井画『墨龍』を拝見できます。地下には〈宝物館(有料。木曜日定休。)〉があり(小スペースなので常に全ての宝物が展示されてはないようです。)ます。
📎〈祖師堂〉・・・「棲神閣(セイシンカク)」と称する、“日蓮聖人”の神霊を祀る堂閣。【比企谷 妙本寺(鎌倉)】に保管されていた【鼠山 感応寺】の古材を使用して明治時代に建立されました。堂前にある樹齢400年の枝垂れ桜との景観は【久遠寺】の象徴となる📸スポットです。
📎〈御真骨堂〉・・・“日蓮聖人“の御真骨が祀られた漆喰塗りの八角堂です。外からの参拝は可能ですが、通常は堂内部だけでなく拝殿へも入れません。菩提寺が団参等で『祖廟輪番奉仕』をされることがあれば、参加されるとその機会が得られます。
📎〈五重塔〉・・・平成21年(2009年)、明治8年(1875年)の大火🔥による焼失から134年ぶりに再建。設計から工法にいたるまで400年前に建てられた『元和』の塔を復元されています。主要法要の際だけ開扉され、通常は内部を拝観することはできませんが、施工された【翠雲堂】のHPで拝見ができます。
📎【身延山ロープウェイ】・・・【久遠寺】西側の山麓から身延山山頂を結んでいます。山頂には【奧之院 思親閣】があり、【富士山】や【南アルプス】を臨むことができます。
📎【奧之院 思親閣】・・・“日蓮聖人”が故郷『小湊』の両親や師“道善房”の追慕のためにしばしば登詣された身延山山頂に建立されています。【身延山ロープウェイ】🚡の他、片道5kmの登山道(東西の2ルート、所要時間2.5〜3時間。)にて参拝できます。
📎〈御廟所(祖廟)〉・・・“日蓮聖人”の「いずくにて死に候とも墓をば身延の沢にせさせ候べく候」という遺言により、御遺骨の一部と火葬の灰を納骨して建立された五輪の墓🪦が納められてる八角塔(御廟塔)です📿。西谷にあり、『日蓮宗』のみならず“日蓮聖人”門下の教団の聖地として多くの参拝者が訪れます。
“日蓮聖人”の御遺骨は【御廟所(祖廟)】【聖人滅後約200年後に現在の【久遠寺】建立地へ伽藍移転の砌、「常随給仕」の為に【御真骨堂】へも移されています。
📎〈御草庵跡〉・・・西谷にある“日蓮聖人“のお墓🪦【御廟所(祖廟)】の拝殿に向う手前左方に石造りの玉垣で囲まれているのが、“日蓮聖人”が晩年足かけ9年間を過ごされたた草庵🛖の跡地で、石造りの玉垣で囲まれています。
療養の為に身延をお発ちになる1年前に、同地に本格的な堂宇が建築されて、聖人自らが【身延山 妙法華院 久遠寺】と命名されました。
『日蓮宗』の僧侶となる 為の修行『信行道場』では、その修了を迎える頃に普段は鍵が掛けられているこの中に入り、聖人御在山の当時をしのんで報恩感謝を捧げ、日蓮宗教師となる志を高めるよう、正座して読経・唱題を唱えます🙏📿。昔(20年くらい前まで。)はボコボコの石畳が見え、道場最後の苦行的イメージ😖もありましたが、近年はかなり苔で覆われているように見えます😑。
🌸【久遠寺】周辺は『日本のさくらの名所100選』にも選ばれており、境内にある『全国しだれ桜10選』にも選ばれた樹齢400年の2本の古木をはじめ、3月下旬から4月上旬には美しい景観を作り出しています。











