私は少ししか読んだことがないのですが、先日、『呪術廻戦』という人気漫画が完結しました。
本年2月に僧務で東京を訪れた際に利用したホテルでは、その主要キャラクター達が出迎えをしてくれました。「渋谷事変」というエピソードに乗じたコラボ企画中だったそうです。
この『呪術廻戦』の大まかな概要は、人が心の奥底で感じている他人には見せたくない人間の負の感情(恐怖・恨み・辛み・・・等々)から生まれた化け物・呪霊が人間を襲う敵として現れ、それを呪術を使って祓う呪術師の闘いを描いています。
仏教では、煩悩等の人の弱さをお釈迦様の教え(法)によって祓おうと行に励みますが、『呪術廻戦』では、それをいろんなキャラクターが呪術を使って倒していきます。教義的なもので戦いはしません(宗教を感じられるセリフはあります。)が、設定に宗教じみた呪いを根源としていますし、技を出す時に印相(宗教的理念を手の指で様々な形を作って表すもの)を結んだり、技の名前に難しい仏教用語が使われていたりします。若年層の読者が仏教に関心を持つキッカケになっているとありがたいと思います。


