◇◇◇9月に予定している七面山団参を前に、6月11日、12日と身延七面山・敬慎院に参拝させていただきました◇◇◇
身延七面山・敬慎院 参拝記③
36丁の晴雲坊をあとにして、ひたすら参道を登ります。
雨は激しくなりますが、樹木が雨よけとなり、登ることにも集中しているので、雨はさほど気にならなくなってきました。
つづら折れのきつい参道を曲がりますと46丁目・和光門に到着しました。
数年前に改修されたようで、立派なきれいな門をくぐると神聖な領域に足を踏み入れる緊張感を感じます。
鐘楼
和光門から整備された参道を上がりますと鐘楼が見えてきました。
鐘は延宝3年(1675)のもので、どなたでも撞くことができます。無事の登詣に感謝の心を込めて一つ撞かせていただきました。
吉祥門
ここで勘違い、本来なら鐘楼があるところの坂道を左に上がるところを、そのまま直進。吉祥門から本社の方へ向かってしまいました。
どちらを通っても本社に着くので問題はないのですが、最後に49丁目の随身門を通らないと気持ち的にすっきりしないですね。
引き返すことも考えましたが、なんと敬慎院の山務員の皆様が私の到着を待って下さっていたようで、遠くから「ご苦労様です!」と大きな声が聞こえましたので、そのまま本社、参籠殿の方に向かいました。
七面山本社
何とか無事50丁目・敬慎院に到着しました。時計の針も6時が近くなって来ています。
久々の参拝ですが、変わらず七面大明神がお出迎え下さいました。本当に有り難いかぎりで感謝の気持ちで一杯になりました。
参籠殿では山務のお上人とお世話くださる皆様がそろってお出迎え下さいました。
着いてすぐお風呂に入らさせていただきました。山の上ですのでシャンプーや石鹸は使えませんが、温かいお風呂につかり、汗を流すことができます。
その後、夕食をいただき、夜の7時からは夕勤に参列しました。
参籠は私だけかと思いましたが、他にも2組の方がいました。
七面大明神にお参りできた喜びと、あたたかいお気遣いをいただき疲れも何処へやら、ゆっくりと休むことが出来ました。
翌朝4時起床ということで9時に就寝しました。(つづく)