お坊さんの呼び方はたくさんあります。
日蓮宗の場合、「上人(しょうにん)」が一般的です。
「お上人」と呼べば、失礼には当たりません。
親しみを込めて「お上人さん」と呼ばれる方もいます。
ここに、「高槻太郎」という名前の日蓮宗僧侶がいるとします。
あまり僧侶のような名前ではないですが。
この方を呼ぶ場合は、
高槻上人、太郎上人、高槻太郎上人、などと呼びます。
お手紙を書く場合でも、「高槻太郎上人」とすることは可能です。
「高槻太郎僧正」と書く場合もあります。
なお、日蓮宗では「和尚(おしょう)」は基本的に使いません。
決して通じないわけではないですが、
ぜひとも「上人」と呼ぶようにしていただけましたらより望ましいかと思います。