乾性寺は、
長壽院殿妙遠日久大姉
(ちょうじゅいんでん みょうおん にちきゅう たいし)
という女性の菩提を弔うために創られたお寺です。
この方は2代目高槻藩主の土岐定義公の母と言われています。
定義公が1619年に土地を寄進し、
それが乾性寺の始まりと伝わっております。
そういうこともあって、
乾性寺のシンボル的なものは、
土岐氏の紋である土岐桔梗にしようと思っていました。
現在、デザイナーの方に依頼してロゴを作成中です。
まだラフを拝受した段階ですが、
それに触発され、住職も遊びで作ってみることにしました。
少しでも多様性を大切にするお寺でありたいという思いから、
桔梗の紋をマイノリティの象徴である
レインボーで分割するという構想が前からありました。
ただし、巷で流通している6色の虹色ではなく、
当初企画されていた8色のものにしました。
〇参考
桃色 性
赤色 生命
橙色 癒し
黄色 太陽
緑色 自然
水色 芸術(魔法)
青色 調和
紫色 精神
これをうまく表現したい私。
しかし思うようにAdobe illustratorが使いこなせず、
散々ぱら苦労しました。
8色の帯は簡単に自作できたものの、
どうしても土岐桔梗をこの8色に等分するという2段目が高すぎて、
全然超えられないのでした。
クリッピングマスクを使うところまではわかっているのですが、
何度やっても画像のような形になってしまいます。
何回挑戦しても同じに決まっているのに、
同じ方法を繰り返しては同じ結果を招いてがっかりするという狂気の取り組みでした。
どうやら、あらかじめ桔梗の紋をグループ化するだけでなく、
「複合パスを作成」しておかないといけなかったらしいです。
解決まで1時間ほどかけました。
救ってくださったのはこのサイトでした。
道具にせよソフトにせよ、
自分が思っている以上の機能が搭載されているのですが、
結局それが使いこなせないのでいつまでも勉強です。