土用焙烙灸【どようほうろくきゅう】のご案内

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

開催日:2021年08月01日

土用焙烙灸とは、夏の土用(※1)に行う日蓮宗独特の御祈祷(おいのり)です。
頭上に焙烙(※2)を載せ艾(もぐさ)を置き火を点(つ)けて読経し御祈祷を行います。
頭痛が悪鬼邪気の障りによって起こると信じられていた時代より、日蓮宗に続く、頭痛封じ・暑気退散・中風封じ(※3)を祈る伝統行事です。
 
当山では8月1日の妙見大菩薩お開帳日に併せてお勤めしております。
時間は午前9時・10時・11時・11時45分・午後1時・午後2時・午後3時(最終)の7座あり約30分程のお勤めです。
 
当日はお勤め時間前にお寺へお越しいただき、寺務所にてご祈祷料を添えお申し込みの上で、ご修行下さいませ。
尚、時節柄マスク着用をお願いいたします。
 
詳細はお寺へお問合せ下さいませ。(対応時間 午前9時~午後5時まで)
 
 
※1 土用は年4回(立夏・立秋・立冬・立春)前の約半月ほどを指す。 特に夏の土用中最初の『丑』の日が『土用の丑』として有名である。
 
※2 焙烙とは素焼きの平たい土鍋のこと。表面に日蓮宗独特のおまじないを施し艾を載せお灸をすえてお祈りする。
 
※3 中風・・・いわゆる脳卒中

この記事は最終更新日から1年以上経過しています。
記事の内容やリンク先については現在と状況が異なる場合がありますのでご注意ください。

一覧へ