山門修繕にあたり、事前に調査しましたところ、地盤が沈下し北側に5センチ傾いていることがわかりました。ゆがみなどの修整のためにジャッキをかけることにありました。
山門の瓦は全て下ろされ軽くなっています。当て木をあてて固定し、ジャッキをかけて5センチ持ち上げ、石の土台との隙間に詰め物をしました。
詰め物をするために石畳を剥がしました。石畳には番号がふられ、ジャッキを外した後に元通りに敷き直しました。
左上 瓦が下ろされ骨組みのみになった屋根。
右上 山門の上部の固定された当て木
左下 ジャッキで5センチ上げ、詰め物をいれた山門の下部
右下 番号を振られた石畳