威徳善神堂などの改修報告

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 境内の大銀杏も次第に色づき、もう少しで見頃を迎えます。

 本堂北側にあります、威徳善神堂の屋根瓦を葺き替えることになりました。屋根瓦を外したところ、棟札が見つかり、寛政六年(一七九四)と記されていました。天明の大火(一七八八)において、全山が灰燼して間もなくの建立となります。昭和四十年代に、現在の本堂北側に移転したと聞いておりましたが、年代が確定しました。

  本堂前、大銀杏の枝をはらいました。二年前の台風で、大きな枝が折れて心配しておりましたが、元気に枝が伸び、本堂の屋根や、旗のポールにかかるようになってきました。こたびはクレーン車を運び入れての枝払いとなりました。払われた枝が地面に降りると、上に見ていたよりも大きく感じます。枝はチェーンソーで解体されて、その日のうちに運ばれていきました。

 また大黒堂の改修も進んでいます。以前は、雨落ちの跳ね返りが木柵にかかり、腐食を進めていたようなので、ゴロ石を敷き詰め、跳ね返りを防ぐそうです。

右上 威徳善神堂。足場が組まれました。
右下 屋根瓦をはがしたので、仮屋根がかけられました。
左上 本堂前、大銀杏の枝払いの様子。
左下 大黒堂。雨落ちの跳ね返り防止のゴロ石。

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