宗祖日蓮大聖人第七百三十三年御遠忌 於 円光寺

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10月13日、宗祖、日蓮大聖人が亡くなられてから733年が過ぎました。
 征当は13日でとても重要な聖日でありますが、円光寺には開運、武運長久の前田利長公からの御預「聖観世音菩薩」が祀られておりますことで昔から観音さんのご縁日18日に厳修されております。11時からは聖観世音菩薩秋季大祭を慎ましく行い、12時からは説教、13時からは8名の僧侶による宗祖報恩会式を厳修させていただきました。参詣者が少なくなる中で小さいお寺にも関わらず15名以上の方々に当山の日蓮大聖人に手を合わせていただきました。ありがたいことではありますが、まだまだ当山の檀信徒には何の為の日かが薄くしか理解されておりません。足掛け、6年信行に励んでおりますがまだまだ沙門、力が及びません。これから先も努力し続けねばなりませんね。ところで、先日調べましたところ、宗門では7年後、平成33年に宗祖降誕征当800年を迎えます。不思議な縁ではございますが当山も開かれてからその年に500年を迎えるのであります。
 話を戻しまして、当山の報恩会式で心をあたためて頂いた後には身体をあたためてもらおうとのことで不精進にも「鶏野菜鍋」を振る舞っている次第です。
 案外、皆さん、こちらが好きみたいで「あたたまった」「檀信徒で話をしながら鍋をつつく、イイネ!」と喜ばれております。一人身の高齢者にはいい機会かもしれませんね。
 最後にもっと人の集まる温かいお寺、喜ばれるお寺を目指したいものです。合掌

※ 写真は個人情報の為、僧侶の顔はモザイク処理してあります。

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