こんにちは。久しぶりの投稿となります。令和の年号になってから初めての彼岸修養会でございます。大きな声でお題目「南無妙法蓮華経」と皆でお唱えしましょう。
下記の6つの項目を見つめ直し過ごす1週間にしたいものです。
六波羅蜜(パーラミター)
布施波羅蜜・施すこと
持戒波羅蜜・つつしむこと
忍辱波羅蜜・しのぶこと
精進波羅蜜・はげむこと
禅定波羅蜜・精神を集中すること
智慧波羅蜜・真理をみきわめる力
<合掌>
右手は仏様、左手は凡夫(衆生)、右手は清浄、左手は不浄、両手を合わせることによって仏さまと一体になることで仏さまへの帰依(信じる)を示しているとされております。
仏教徒はあらゆる場面において合掌をしますが他者に向かっての合掌は他者への尊敬の念を表しています。
さて、私たちはお参りの時、合掌をしますが何に向かって合掌をしているのでしょう。
イメージ、心にいるご先祖様に対して「いつも、守ってくれて有難う」「これからも宜しくお願いします」など思いながらされていることだと思います。本堂の須弥壇におられる仏像群もこちらに向かって合掌をしておりますよね。その形を維持しております。想像してみて下さい、姿が見えないご先祖様もこちらに向かって合掌をされていると、あちらとこちらで敬っている。このことが「供養」供に養うということに繋がっていくのではないかと思うのです。
どうぞ、上記に記載しました六波羅蜜をこの1週間で見つめ自我の成長へとつなげて欲しいと思います。
★卒塔婆:ストゥーパ(仏塔)を建立することが「善」につながる、歴史は仏(釈迦牟尼仏)が亡くなった後にアショーカ(阿育)王が仏教の聖地に石柱を建立したことに始る。単純な説明で申し訳ございません。
ところ:金沢市東山2丁目14ー8 妙法山 円光寺
日 時:令和元年9月23日(月・祝)午前11時
内 容:令和元年度秋季彼岸修養会 並 卒塔婆供養
※卒塔婆1本(基)¥3,000にてお申し込み下さい。