寺庭婦人のための仏教講座 第18回

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 10月21日(月)午後2時より、第18回「寺庭婦人のための仏教講座」を開講しました。本来は第4金曜日の開催ですが、今月は毎日どこかのお寺でお会式が営まれていますので、なかなか日がとれず、本日の開催となりました。先月は皆出席でしたが、今月は8名。皆さんお忙しそうです。
 さて本日の講義は、分別功徳品第17・随喜功徳品第18・法師功徳品第19の3品です。まず、功徳と利益の違いについての説明から入らせていただきました。功徳も利益もいっしょくたにしている人が多いと思いますが、利益は他から与えられるもの、功徳は地道な努力によって得られる、幸福に生きるためのエネルギーです。そして、功徳を得るために一番大事なのが一念信解【いちねんしんげ】。法華経を信じ、仏陀のいのちが永遠であることを信じることです。日蓮聖人も「夫れ仏道に入る根本は、信をもて本となす」とおっしゃっておられます。
 今日はそんなに難しいところはなかったと思いますが、問題は理屈をこねずに永遠の釈尊を信じられるかどうかですね。この講座もあと5回。頑張りましょう。合掌

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